
食べているだけで汗が出てくるような激辛の麻婆豆腐は夏にぴったり。そんな激辛麻婆豆腐を食べられるのはお店だけだと思っていませんか?
自宅で簡単に作れる激辛麻婆豆腐のレシピをご紹介します。
激辛麻婆豆腐の作るポイント
激辛麻婆豆腐を作ると言って、普通の麻婆豆腐にラー油をたくさん入れればいいというわけではありません。ラー油を加えればもちろん辛くなりますが、単調な辛みになってしまうのです。
もともと四川料理の麻婆豆腐には、唐辛子や香辛料が多く含まれています。それを増やすことで、深みのある辛さを表現できるのです。
(1)増やす調味料
麻婆豆腐を辛くする際に追加する調味料は4つです。
●豆板醤

辛くしようとして調味料を多くしたら味がしょっぱくなった、というのはよく料理でありがちなミスなのですが、豆板醤などは辛みがメインの調味料なので増やすことで手軽に激辛を作ることができます。
通常大さじ1杯ほど入れる豆板醤ですが、辛みがもっと欲しい場合は2~3杯、もしくはそれ以上入れるとよいでしょう。
豆板醤を購入する際は「四川」のものであることを確認しましょう!
●甜麺醤
豆板醤と比較すると、かなり甘みのある味噌です。激辛を目指すには豆板醤がオススメなのですが、豆板醤を入れすぎて味が単調になっていると感じたら、大さじ1ほど足すと味が安定するので調整用につかってみてください!
●鷹の爪

全体を辛くするなら、豆板醤やラー油を使いますが、アクセントとしての辛みを追加するなら鷹の爪もおすすめ。もともと日本から生まれた唐辛子の一種ですが、本場の四川麻婆豆腐店でも使用しているほど麻婆豆腐に合います。
全体を辛くするだけでなく、その中でもアクセント的に辛みを追加しましょう。輪切りにして追加し、よく混ぜましょう。
●山椒

お店の激辛麻婆豆腐はかなり山椒が多めに入っているのをご存知ですか?
麻婆豆腐は香辛料が命。豆板醤や鷹の爪で辛みを演出したあとは、山椒をこれでもかというほどかけましょう。香辛料がピリッと辛く、他の調味料とは違う辛さを引き出してくれるのです!
ポイントは、麻婆豆腐全体にたっぷりとかけること。
これだけで簡単に麻婆豆腐を作ることができるのです!
激辛麻婆豆腐を作る時の注意点
激辛麻婆豆腐を作る時の注意点をいくつかご紹介します。
(1)豆腐の湯通しを絶対にすること

激辛麻婆豆腐を作る際に気を付けたいのが、豆腐から出てしまう水のこと。多少は出てしまうので仕方がないのですが、水が出てしまうとタレが薄くなってしまいせっかくの辛みが薄まったり、薄いから辛みを追加したら味が単調な辛みの麻婆豆腐になってしまう可能性も。
豆腐を湯通しし、さらに時間に余裕があれば豆腐の上にお皿を乗せて重みによって水分を出すことも効果的です。
(2)ラー油は禁じ手!最後の調整に
激辛麻婆豆腐を作るときは、とりあえずラー油なしで作りましょう。もちろん最後の調整用であればラー油も使用可能です。
ラー油は辛みを手軽に追加できるのですが、味が単調になりやすいので、辛みの演出をラー油で行ってしまうと本格的な四川料理と離れてしまうのです。
お店のような激辛麻婆豆腐を家でも作っちゃいましょう!
いかがでしたか?激辛麻婆豆腐を作る際は、麻婆豆腐としての味わいを残しつつ行うのが良いでしょう。
山椒の量を増やすだけでもとても辛くなるのでオススメです。
是非、挑戦してみてください♪